降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

インタビューの途中

以前記事を書いたお弁当屋さんで働いている方にインタビューをしている。

 

kurahate22.hatenablog.com

 

お弁当屋さんは、もともとアズワン・コミュニティに関わりがあった人だけでなく、ハローワークのような一般募集もするので、コミュニティのことを全く知らない人も来る。コミュニティの人たちは、自己観察をすすめる講座に時々通っているが、一般募集の人たちはもちろんそんな講座も知らないし、講座は泊まり込みで一週間まるまるあったりするので、ある程度動機も強くて日常の都合がつく人でないとなかなか行きにくい。そもそも一週間も何やるの?という感覚が一般的な感覚だろう。

 

職場の気風をとても居心地良く感じていて5年以上働いていても講座に一回もいってない人もいる。それは周りに押しつけがないということだろう。その人その人の感覚が尊重されているということだ。


以前は職場で自分の気持ちを人に伝える、というようなことはなかったが、ここの気風のなかで自然とそういうことができるようになっていったという。


子どもの様子を聞かれたり、心配してくれて休みをとったらと向こうからいってくれる。

仕事から帰って子どもとやりとりするとき、精神的に疲れているどころか、むしろ以前より精神的に余裕があってやりとりがいい感じでできるという。


コミュニティの講座に参加しなくても、その気風のなかで一緒にいると自然に心がほどけて変わっていく。誰かが自分を犠牲にしているのではなく、気分よく、喜びをもたらすことをお互いにやっているのが自然にいい循環を生んでいく。

あと5人のインタビューの予定がある。これからどんなことが見えてくるか。