降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

オンライン読書会 パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』を終えて

パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』のオンライン読書会が一段落する。 自分自身は里見実さんを通してフレイレに出会った。まず感じたことはフレイレの言っていることが現在の社会の状況にそのままあてはまること、そして現状を変えていくために環境を分析…

言葉を求めて 歩録:Exhibition/Performance

12時に古書店カライモブックス さんでのチラシづくりワーキンググループが終わり、帰途につく。何か食べていこうと思い、ソーシャルキッチンへ。烏丸通ではマラソンが行われていて人が多い。人と人の間を自転車で抜けていく。ソーシャルキッチンはもしかし…

12/13(日)ワーキンググループを終えて 罪 主体 マジョリティ WGの枠組み

今回のワーキンググループでは、今までネット上での発言を読むだけだった方たちとオンラインでお会いし、テレメンタリー「わたしがやらない限り」の視聴を媒介にお話しをする。医療や福祉、組織におけるハラスメント対策などそれぞれの現場からのお話しから…

気づかない絶望 社会と個人の乖離

新しい問題がおこれば新しい専門家がそれにあたるというかたちで、専門家制度が整えられ、より万全になっていくことで社会の問題は解決していくのでしょうか。 専門家には専門家ならではのできることがあると思います。しかし、だからといって専門家でない人…

ワーキンググループについて 無香料日用品の簡易チラシづくりを事例にしながら

少人数で集まり、学びを趣旨にして自分にとって必要なことをする作業グループをワーキンググループと勝手によぶことにしました。 学びは余裕がある人や勉強好きな人がやるものだと思われているむきもあると思いますが、ここでは学びを自分が既に知っている世…

べてぶくろ性暴力問題 信田さよ子さんの応答と被害当事者からのメッセージ

べてるの家の関連施設、べてぶくろでおこった性暴力は、地域住民との関係性の悪化などを理由に公にすることをべてぶくろによって止められてしまいました。行き場のない状態に追い込まれた被害者に対してべてぶくろからは「当事者研究」をすることがすすめら…