降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

これからの調整

台風で家に閉じこもっている。やっていたゲームもアンインストールした。時間を持て余す。 当事者研究の日を設けて、別々の3グループを月に1〜2回やっていて、それで満足いく話しの場があるけれど、まだそれだけでは足りないようだ。もう少し、軸になって…

自給

自給とは何か。ずっと言葉にしようと考えてきた。 糸川勉さんに出会い、その言葉と実践を聞き、見て、糸川さんが畑ができなくなった後もずっと考えている。 みずから、あるいはおのずから給うこと。必要なものを自分に提供すること。サバイバルであり、力を…

倉田めばさんのことば 移行的状態としての到達と回復

薬物依存症の回復というものがプログラムの実践や行動の先に訪れるものだと信じてやまない人は厄介だ。よくなろうと歩き始めている今この瞬間こそが回復なのに。 倉田めばさんは薬物依存からの回復者で、大阪ダルクセンター長。釜ヶ崎芸術大学の講師などもさ…

哲学カフェ 「政治について」 働きかけと秩序 オープンダイアローグを参考に

長福寺で行われた哲学対話「政治について」に行ってきた。 朝9時からの開始で場を囲む人はスタッフをいれて9人。コミュニケーション・ボールというほわほわの玉を使って、それを持っている人が話せるという設定。 国や選挙などに関わるいわゆる政治と日常的…

高円寺界隈の「マヌケ」とべてるの家の通じるところ

臨床心理の学科にいた時は、なぜそこで得ている知見から他分野のものを見ないのかと思っていた。それをしないために自身の相対化もできない。次に文化人類学に移って心理的なことも踏まえたことを考えようとすると、「それは心理の話しでここでは共有されな…

関西当事者研究交流集会に

べてるの家から生まれ、各地に広がりつつある当事者研究。 大阪では去年にその全国交流集会があって、参加した知り合いからとてもよかったと聞いていた。今回は全国ではなく関西地区の交流集会ということで行われたようだ。 npo-sone.jimdo.com 集会のだいぶ…