安心の国では、安心をおびやかすものが嫌われる
安心の国の安心は、みんなのやることには疑問をもたずに従うことで手に入れられる
安心は、自分より強いものがくれる
みんなは強いものに従っている
だからみんなとは強さだ そして正しさだ
安心の国は、変化が嫌いだ
なぜなら変化は自分たちが頼れるものを変えるかもしれないから
安心の国では、時間は止まったままであることが求められる
だから安心の国の弱い人たちは、止まった時間のなかで希望を持つことができない
安心の国の人たちは、みんながいうことと同じでなければ、自分自身の考えなど信じられないようにならされてきた
安心の国の人たちはいつも不安でたまらない
頼れるものを見つけたくてたまらない
生きていく責任が自分にもどってくることに耐えられない