<ジャンル難民学会(仮)組織形態のイメージ>
ジャンル難民学会(仮)の組織のイメージをしてみました。
とりあえず、本部的なもの、それと話しの場の研究会、そして各地の連絡会(発表の場)の3つと、連絡会のかたちのバリエーションなど。
<ジャンル難民学会(仮)組織形態のイメージ>
1、本部的なもの・・・各地の連絡会の活動の活性化、相互交流の活性化をはかる。連絡会を作りたいという人に対して、連絡会のモデルや運営イメージなどの提供をする。既に存在している様々な学びの場をめぐってその様子をレポートしたりする。
1-2、話しの場研究会・・・本部に属し、どのような場であれば、個々人の尊厳は守られ、自由で抑圧のない相互を活性化する発表の場になるのかを当事者研究をし、得られた知見を蓄積していく。話しの場はどうすればよりいい場になりうるか、あるいはどうやっておこりがちな問題に対するかの当事者研究バンクになる。当事者研究バンクに蓄積されたものは、新しく連絡会をつくる人の参考にしてもらう。
おこりがちな問題例:
・限られた人だけが話し、場を独占する
・応答的なやりとりがされず、誰かの常識が人に押し付けられる
・個人の多様性を侵害するようなハラスメントやハラスメントめいた発言がされる
・発表者自身によって気づかれ、発見されていく探究の過程や試行錯誤を尊重せず、否定したり、指導したり、自分の思うようにコントロールしようとする。
3、連絡会・・・各地の発表の場。それぞれの状況や自律的に運営される。公開の発表会は、各地の連絡会にも情報がシェアされ、参加できる。ある発表の場を公開するかしないか、発表の会場の規模などは、各連絡会が自己裁量で決められる。
◆連絡会のモデルやパターンのアイデア:
1、探究の発表の場だけを行う。
2、発表と発表に向けたゼミ的な相談の場、プレ発表の場なども行う。
3、読書会。普段は読書会をしていて、テーマが集まってきたら発表の場もうける。
4、DIY読書会(本が先に決められて参加者が集まるのではなく、参加者が自分の関心がある本を読んできて、その本を読んで考えたことを合わせて発表する読書会。必ずしも本でなくても、自分の活動の発表と考察でも構わない)をしながら、発表するテーマが出てきたら発表の場をもうける。
5、当事者研究。普段は当事者研究をやりながら、発表の機運が高まってきたら発表の場をもうける。
6、リードイン。(気になった他人の言葉(文章)を一つ、自分の言葉(文章)を一つ、それぞれの参加者が持ち寄って、全員がそれを紹介するという場。発表というハードルが高いと感じられる人が多いとき、まずは気になった他人の言葉や文章を紹介し、それに自分が感じることを添えるというもの。)発表したいという人が出てきて、機運が高まったら発表の場をもうける。