降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

1月の終活ゼミ案内 人心地をつけていくために

1月の終活ゼミ・ワークショップは13日(土)、19日(土)19時〜21時@ちいさな学校鞍馬口で行います。(2回目はもと20日だったのですが、19日金曜日に変更になりました。)

 

人心地がつくと、それまでとは違う層の新しいものが動きはじめます。その人心地も突然起きたことに対するものと、生きていることを通して得ようとしているロングスパンでの人心地があるように思えます。どちらも何かを終わらせようとしているところは共通します。何かを終わらせることで、新しい状況が生まれてきます。

 

 

今必要な人心地をつけた時、また感じられてくるものがあります。他人の「達成」を見て、自分もそうあらねばと不安にかられるなら人心地が失われます。といっても不安になるときはなります。感じ方は直接的なコントロールができませんし、抑圧するといずれもっとタチが悪く噴出してきます。

 

 

それがなんであれ、今必要な人心地を満たすことが次の新しいものを生むのでどんな時も扱うことはどのようにつまらないと思われることであれ、今のことが優先です。人心地に戻り、そして感じられることにまた向き合っていく。向き合いとは、感じていることを感じていると認め、それに対して必要なことを実際にするということです。

 

 

人心地をつけ、そしてまた感じられてきたことに対して人心地をつけていく。どこかの到達点があるわけではなく、いつも、どんな状況からでも人心地に戻っていくだけ。そのためになんであれ必要なことをするだけです。ですがそのことによって、むしろ空回りではない現実的な質的展開が派生してきます。

 

 

終活とは、「普通」とされている到達すべき水準、人として扱われるために満たされるべきとされている基準は、生き続けるならがいずれ誰もが失うという現実をもって、今生きているを問い、刷新するワーク、自分の感じていることを見ていくリハビリとして位置づけられるのが妥当ではないかと思っています。その結果として現れてくることは、生きることのデザインを小さくとも自分に取り戻していくあり方だと思います。

 

 

1月より、自分が見聞きしたり、知ったりした「終活」、自分が関心をもった「終活」を持ち寄るかたちを加えようと思います。多分そこは自分の根源的な価値観が見えてきやすいところかと思います。(全ての活動は終活として捉えられると思っていますが、とりあえず、自分が「終活」だなと思うものを。過去の記憶や本とかでも結構です。)

 

 

2018年1月 終活ゼミ・ワークショップ
とき 13日(土)13時〜16時、19日(金)19時〜21時
ばしょ ちいさな学校鞍馬口
要申し込み