降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

本の作成3 書いていく 小学校〜北海道

本の構成、色々考えたけれど、そのまま自分のこれまでを書きながらやっていこうと思う。 ーーー 家族は8人だった。両親、姉と妹の他、祖父母と叔母、そして僕だ。すぐに泣く不安定で粗暴な子どもだった。叔母が両親のいない間にやってきて、自分や姉などを…

脱自己肯定感 自意識との一体化と突き放し

どうも成功体験の積み重ねという言い方には違和感があった。ある特定の体験による自己認知の変化は、成功体験への固執を生んでむしろあとで邪魔にならないだろうか? 何かができる・できないという条件に紐づけられてもいるし。 「成功体験を積んでいる」よ…

京都自由学校企画案内 学びの場をめぐる  

ボランティアで運営する市民講座、京都自由学校の企画の一つを担当しました。 京都自由学校の学びの場めぐり講座、お申し込みは最下部の京都自由学校HPの申し込みフォームへ。 第1回 5/20(日) フリースクールわく星学校 14~17時 *岩倉村松バス停13時半に集…

続・自己一致について

先に自己一致について書いたけれど不十分だった。自己一致は単に自分をモニタリングしている状態にとどまるものではなく、応答を伴わなければならない。何かを感じていても、それに対して応答をしなければそのことによって、まるで感じ方の構造が変えられて…

自己一致と学び

学びの森のユースフォーラムに出て、生徒さんたちが自分の軸で社会や自分自身のことを考えられることがとても印象に残った。 学びの森における教育は対話であると考えているとのお話しもあった。安心安全信頼尊厳を提供しあう環境においてもっとも学びが進む…

エリ・ヴィーゼル『夜』

奥田知志さんの本で紹介されていたエリ・ヴィーゼルの『夜』を読んだ。 夜 [新版] 作者: エリ・ヴィーゼル,村上光彦 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2010/02/03 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (5件) を見る 父と一緒…

当事者研究 弱さとは何か

土曜当事者研究。 今回は自分にとっての弱さとは何かを考えてみた。 ・傷つくことを恐れ、自分の気持ちや希望があってもそれを出さないまま逃げてしまうこと。また傷つきそうな場や状況に出会わないようにあらかじめ避けること。相手のちょっとした至らなさ…

死としての出会い

毎月第二水曜の星の王子さま読書会。 星の王子さま (平凡社ライブラリー (562)) 作者: アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ,稲垣直樹 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2006/01/12 メディア: 単行本 クリック: 9回 この商品を含むブログ (8件) を見る 王子…

時間を止める 自意識を後ろにひかせる

なやカフェの畑とカリーへ。最近は、落ち着けるかどうかが足が向く動機に結構なっている気がする。 なやカフェは時間が止まっている感じがする。カウンターの前にヒモで吊ってあるきれいに枯れた植物。下に着いていたら水分を含んでカビるし、雨がかかるとこ…

DIY 「防災」という枠組みの可能性

南区DIY研究室。裸のDIYシンポジウムもへて、次回に向けて話しあいをした。 個々人が孤立した消費者になる資本主義社会において、重要であることは、孤立した消費者としての個々が行う閉じたDIYではなく、人と人の間に関係性を派生させるDIYなのではないかと…

Goodbye,Hello センテンスのライブへ

なやカフェで行われたセンテンスのライブへ。 www.youtube.com なやカフェ www.instagram.com センテンスのお二人と出会ったのは、二人が「たいわのわ」というエンカウンターグループをしている時だった。 エンカウンターグループは、この対話の手法は、心理…

守ることとしての教育

毎月第一水曜日にあるわく星学夜間部、今回は多様な教育を保証する立法に向けての経緯の報告だった。 そのなかで出てきた言葉で、教育には「答え」はないという言葉と、他者のリアリティ(たとえば障害など)に対するケアという概念が重要になってくるのではな…

南区DIY研究室読書会ZINE 転載 DIY  個々の「自分なり」が世界を満たすとき

DIYと聞くと面倒くさそうだなという感覚が出てくる。DIY=工作ぐらいに思っている。工作は得意じゃないし、自分で作ったものは不細工だし、複雑なものは作れない。安く作れるのならいいかもしれないけれど、それでもやっぱり面倒。DIYで綺麗な家具を作ったり…

加害者の回復 「私が小さい男の子を殺した日」

ある日、法定速度で運転していた車の前に男の子が飛び出してきた。そして自分が運転する車にはねられた男の子は死んだ。 www.bbc.com 先の記事で欺瞞的凝固という言葉を出した。生きものはあるべきバランスを崩そうとするものに対して強く反発する力を出すの…

回復と欺瞞的凝固 学び 対話的存在としての人間とDIY

3日の国際障害者年連続シンポジウム、裸のDIY、4日の京都ユースフォーラム2018私の学び みんなの学び、その後太鼓のワークショップをされている新川哲弥さんとの対話。回復、学び、対話というテーマについて多くの示唆をもらえた週末だった。 深く傷ついた人…

「社会との和解」国際障害者年連続シンポジウム

京都テルサで行われた国際障害者年連続シンポジウムに参加。 高橋さんのツイートに写真があったので転載。 昨日は日本自立生活センター(JCIL)が開催した第32回 国際障害者年連続シンポジウム「どんな障害があっても安心して暮らせる地域社会をめざして──親元…

魂の檻から抜け出ていく カフェパラン アンソロジージン投稿転載

ここ6、7年ほど、週に1、2度夜勤のバイトをしながら、畑で野菜を自給し、話しの場を作ったりするなどの暮らしをしています。ネットなどをみると、農という字は「林」と「貝」から成り立っているらしく、貝をうちかいて木の先につけた農具で田を耕すことな…