降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

息とめぐり

日曜日はからだとことばのレッスンへ。 一ヶ月あいて久しぶりに行くと二ヶ月前にお会いした人の雰囲気が結構変わっている。座った状態で息の入りをお腹まで通す。この時は自分でやるのではなくて、講師の瀬戸嶋さんが手で直接顎を押したり、背骨と胸を押した…

巡るプロジェクト思案中

想像だけしていた「巡るプロジェクト」に応じてくれる人が集まり、始動できそう。 とりあえず京都や関西の学びの場を巡るということをやりたい。巡ることは人と出会うことであり、それ自体が関係性の変化を引き起こす。 「仲良くなりましょう」で誰かと直接…

蝕み

徒歩で四国八十八ヶ所巡りをした時があったのだけれど、山に入ると、一人になったという感覚になっていた。街とかだと、たとえ一人でいても、あまり一人という感じがしない。いい意味で、充実する「一人」の感覚だ。 一方、僕は孤独という言葉にいい意味をも…

パラレルワールド 全ての意味が無化するところで

あまり音楽聞くほうでもないし、音楽のことを何も知らないけれど、何となく久しぶりに原田知世のシンシアをyoutubeで見ていて気持ちが揺られる。 原田知世 - シンシア 顔を両手で覆うと、森の中から水辺や街などに場面が移る。着ている服も変わる。 それぞれ…

<2016年12月ー2017年2月総括>

活動記録に続き。 自分の求めるかたちで、話しの場をつくる、持つということが、ようやくできるようになってきたように思う。 バイトと組み合わせて、自給の畑をしたり自給の畑を教えることなどを通して経済や身体の維持、自分として世界と関わる接点はあっ…

2016/12/7〜2017/2/21 活動記録

<2016.12〜2017.2.21 活動記録> 12/7 誠光社での西川勝さんと砂連尾さんのトークへ。お二人と久しぶりに会う。楽天堂のむうさんも来ていた。打ち上げに参加して、西川さんに教育哲学者林竹二の話しをふった。世間で奉られている価値でも西川さんはばっさり…

酵母を満たして ちいさな学びの場をつくること 当事者研究大会のミーティングに行ってきた

当事者研究大会の実行委員会の初回ミーティングに参加させてもらう。 2016年の大会は別の予定があって参加できなかったけれど、大会の雰囲気やあり方自体に衝撃を受けて強い関心を持った人も少なくなかったようだ。ミーティングでもそういう感想がちらほら聞…

当事者研究 気の通路をつくるものとして

東山区の本町エスコーラで大地の再生講座が3/4にあるらしい。畑の小学校の市川ジャンさんからよくお話しは聞いたりしていて、とても興味深い。岩倉の畑も手を入れてもらったりした。 基本的な考え方は、既にある詰まりをとり、空気を通し、水の流れを良くす…

カーリングのように 4/1カフェスローのローカリゼーション・カフェ

東京のカフェ・スローで4/1に「おふくろさん弁当」の岸浪龍さんのお話し会。 cafeslow-even.jugem.jp 環境を整えて、ゆだねる。その認識が大事だと思う。「自分でやる」のは、整えまで。 ただただ整えていく結果、やがてゆだねられる環境ができる。 ゆだねに…

人心地と学び

「先生」になる程の知識とスキルを身につけなければ学びの場は作れないのか。 もちろん、ただ集まればできるとか、とりあえず続けていったら成り立つとか、そういうこともない。 動機の強さは、その場でおこるやりとりの質の高低、場の持続性にも直接的に影…

リアリティ 「明日」に支払う代償

「成長」した暁に、本当の自分になり、本来あるべき体験ができるという考え方がある。自分なりに人の変化を確かめてきた結果、僕はそのようには思わなくなった。 深刻なトラウマを抱えた人が「回復」に長い時間かかる。その回復までの期間は、どちらかという…

尽くすことと学ぶことの違い

大学の学部は心理カウンセリングの学科にいたけれど、人の悩みをずっときく仕事につきたいと思ったことはなかった。自分が聞いて、その人が楽になるなら聞きたいという気持ちもなかった。 一方、年間を通した当事者研究の集まりをやっていくなかで、参加者が…

場の整い

こころゆく話しの場は、どのようにできるのだろうかとずっと試行している。 自分の求める感じが成立するために必要な要件の一つは、発散の場ではなくて、学びの場であることだと思っている。 更新していく場であること。自分の捉え方、考え方、反応の仕方と…

当事者研究のプレゼン準備

当事者研究の集まりを京都の3箇所で始める。 どういう趣旨でやるかを考える。A4の紙のプレゼンで紙芝居的にやろうと思う。 あと1時間後に発表する準備を今からやってみる。 なぜ当事者研究をやるか そもそも当事者研究とは →北海道の浦河べてるの家で始ま…