降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

電話

父が耳が遠くなったのでテレビの音が大きいから、夜はわたしは2階に上がってるんよ、と言って電話で母は笑った。 嫌な感じは別にしなかったけど、なんで笑っているんだろうと思った。 強がりなのか、本当に単にその状況が面白いのか。 この間帰ったときは、…

実(じつ)をとる マジックポイントを運用する

今日は大阪でミーティング。 行く途中、線路横の道を歩いていると線路脇にそれぞれの向かいの家がプランターを置いたり、ブロックで土を盛って木を植えたりしていた。それが歩くにつれ、その規模が大きくなっていく。80センチぐらいの大きな石で組まれて、か…

言い方の再設定 「〜ねばならない」から「〜させるわけにはいかない」へ

ある言い方を使って考える時、そこに含まれている前提に気づかないと、その前提に支配される。そこから生まれる結論は、前提のなかに押し込められ、現実に働きかける際に用をなさないばかりか、往々にして一層後退させると思う。 「主体(的)であらねばなら…

用をなす 行き場をつくる

自分に影響を与えた物語を10あげて紹介するという催しが終わった。 ヨコハマ買い出し紀行、ひをふくやまとあおいぬま、がわっぱ、大力のワーニャ、チョコレートをたべたさかな、ダンス・ダンス・ダンス、竜馬がゆく、デッドゾーン、ぼくを探しに、きらめき…

ひをふくやまとあおいぬま 続

今日はシェアハウスの家賃を払いに下鴨へ。 途中、つけ麺ならぬつけうどんの店があった。最近出来た店。 豆腐屋がはじめたうどん屋で、店内では豆腐とか油揚げとかおからとか販売している。食べる席は端っこに寄せられているので、どちらかというと店頭販売…

七墓めぐりに 

陸奥賢さんと手塚夏子さんの七墓めぐりに参加。 無縁仏を祀った七墓のほとんどは現存せず、墓跡のほうが多いけれどそのほうが面白い、と陸奥さん。その場所の現在の姿と歴史の変遷を辿るとき、たとえばその場所がなぜ整理され更地にされたのか、そこを支配す…

回復のイメージ 安藤美紀夫『ひをふくやまとあおいぬま』

今月の12日(金)19時から「オレベステン!」という催しをやります。 「オレベステン!」は、ジャンルを自分で勝手に選んで、そのベストテンを発表するもの。まわしよみ新聞の陸奥賢さんが考案した自分語りの一種。僕は物語を選んだ。 ■6/12(金)19時より「…