降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

【催しもの案内】4/12(金) 19時30〜 ワークショップ わたしの「時間」を知る

カフェコモンズでの「時間」のワークショップです。
初めての方も、参加したことがある方も参加できます。

 

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わたしの「時間」が動いている、またはわたしの「時間」が動いていたと感じられたときはどんな時だったでしょうか。

 

この社会で、時間という言葉は、多くの場合、自分を縛ったり、動き方を決めるものになっているかと思います。

 

一方、私の「時間」が動いていたと思われるときには、外側から自分を支配する時間への意識は薄れていて、自分の内側の「時間」が勝手に動いていたのではないでしょうか。

 

自分が生きている意味はどれだけあるかを明に暗に問われる社会では、自分が日々の自分を意識的にコントロールし、対処しなければ生きていけないと思わされてしまいがちです。

 

しかし、実際には1秒1分が意識されるような時間、意識的な強制、求められる意味が後ろにひいている時に、自分の「時間」は動きだしていくようです。

 

時計で計測される前の「時間」は、花が咲いたり、海の満ち引きがあったり、太陽が沈んだり、という実際の変化のプロセスだったと思います。

 

その時、それぞれの変化のプロセスが、それぞれの一区切りであり、一段落でした。その時代の「時間」は変化のプロセスそのものだったのです。そこに単一の時間はなく、プロセスそのものとしての「時間」がそれぞれにありました。

 

単一の時間に奪われたそれぞれのプロセス、それぞれの「時間」を取り戻すとき、自分のなかの自律的なものが動きだします。幸いなことに、プロセスとしての本来の「時間」を取り戻すことに、訓練や達成はいらないようです。

 

なぜなら「時間」は自意識が作ったものではなく、自律的に存在するものであり、本来的には自律的に動き展開する力をもっているからです。

 

社会から求められる意味ややるべきことを一旦脇に置いて、私の「時間」がどんなものだったのかを思い出すことは、「時間」の動きを呼びもどします。

 

また自分だけでなく、別の人の「時間」がどう動いたのかを聞くことも有効で、その話しは自分の「時間」に直接響いてきます。「時間」に自分をチューニングする感じをとらえてみましょう。


ワークショップ わたしの「時間」を知る

日時:4月12日(金)19時30分

場所:カフェコモンズ (大阪府高槻市富田町1-13-1)

※カンパでまかないも食べられます。