2013年10月12日の実習のシェアです。
9月の実習はこちら。
<10月の実習の概要>
畑の状況の確認、今あるもののケア、種まき、ニンニク植えなど。
<畑の現在>
・秋だが、例年より温度が高いため、夏野菜やサツマイモ等が元気。しかしもうすぐ寒くなるので、秋・冬物の準備をすすめる。夏に比べ、秋冬は1株あたりの収量が減るため、なるべく多く育てる。
・タマネギ、白菜、ネギ、キャベツ、ブロッコリー等、芽が出なかった場合もまだ蒔き直しする。
・通路の土が露出して、太陽光があたると土が悪くなる。草を刈ってしく。
<畑の面積の有効活用>
・キャベツの苗づくり、サトイモの根元付近のような、普段は使わないちょっとした場所でできる。
・冬場は、今までセンター割りして使っていた中央の溝(土が肥えている)で白菜を育てるのもいい。
・人参は複数列植えの場合、こぶし二つ分ぐらい離せばokなので沢山つくれる。
<今ある作物のケア>
・大根 病気のものあり。枯れている葉は整理。葉と葉が重なったら間引き。
ジャガイモ 土寄せ
・人参 蒔き直しok。蒔いたところで出ていないところは備中、鎌等でほぐし、最初に蒔いたときと同じように蒔く。
・タマネギ ひょろひょろとしたものが数本で出た状態。蒔き直しし、出たものに対しては土寄せ。
・ネギ 畝によって、細いものと大きいものの差が出ている。土寄せをする。
・ナス これからはのびないので、剪定はしない。しかし、倒れて土についている枝などは剪定する。また枯れ葉も整理する。種取りしたい場合は、雪が降るまでそのまま残す必要あり。
・大豆 肥料が効き過ぎ、幹だけ大きくなり、豆がつかないものあり。土壌が豊かすぎると、頑張って種を残さずとも生きていけるため。株の上部の葉を刈り取り、刺激を与えて、豆が大きくなるか様子をみる。
・ピーマン 収穫をしてなるべく収穫時期をのばす。
・サツマイモ 試しぼり。備中、スコップなどを使わず、手で根元を掘ると傷がつかない。ツルは適当に整理。ツルから出ている葉までのさや、葉鞘は食べられる。その日に料理すればスジ取りしなくても柔らかい。
<種まき・植え付け・定植>
<ホウレンソウ>
アルカリ土壌を好む作物。種は草木灰に水を加えたものに一晩つけるなどできれば、発芽は順調。
いつものひねりまきでok。実習では、ためしにバラまきを実行。おおまかに均等になるようにばらばらとまき、備中で土をなぜるようにして薄く土かけ。この場合は、発芽は雨待ち。
<キャベツ・ハクサイ苗の定植>
まず株に水をやり、土を柔らかくする。次に定植する場所を掘り、2回ほど水をしみこまし、周りの土で株の周りの水を包み込むように土寄せし、その後しっかりと体重をかけて鎮圧(押さえつけ)する。乾燥よけに周りに草を敷く。
<ニンニク植えつけ>
条植え。条を平ぐわ等でつくり、水をまきしみこませた状態にする。植える場所の土をよけ、ニンニク1片を上向けで置き、寄せた土をまた寄せる。ニンニクは肥料食いなので植え付けた条の両脇に溝をつくりそこに枯れ草等をたっぷりいれておく。(ネギで実習したようなかたち。)
11月はエンドウ種まき、タマネギ苗の定植などです。