降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

自給の畑を身につける 4月の畑 畝立て ジャガイモ植え ゴボウ種まき

2013年4月13日の自給農法の畑の実習のシェアです。

行った実習は、畝たて、ジャガイモ植え、ゴボウの種まき(自家採取のものと販売のもの両方)、エンドウのケアです。


<畝立て>
1. 畝は200cmごとに立っている棒を畝のセンターの基準とし、センターより、左右60cmの幅、あわせて120cmの幅とする。高さは20〜30cmぐらい。

 

2. まず畝の幅の部分とその横の通路の部分それぞれ50cmぐらいの領域の土を備中ぐわでくだき、センターにもってくる。備中をななめにして横ふりをするように、センター部分を割っていく。次にセンターの両脇を同じく割っていく。畝の上に3つの筋ができる。そしてまた土をセンターに盛り、もう一度センター割り、その両サイド割りをする。それで完成。でてきた雑草などは、一旦通路など邪魔にならないところに置いておいて、最後にセンターにおき、肥料とする。

 

<糸川さんのお手本>
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<畝のセンターに目印をたてそれぞれ畝立て>

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<ジャガイモ植え>
芽が出ている「あたま」とへそのように引っ込んでいる「おしり」を確認。あたまを上に植える。上記の畝立てで、畝には三条(三筋)の線ができているので、センター以外の筋に植える。植える間隔は、歩幅で一歩ほど。ジャガイモを置き、左右から両手で土を持ってきてかける。土の量は両手で1回で寄せれる程度。土が移動されて左右がへこんでいるので、そこにすぐ発酵しそうな枯れ草(ぼろぼろで分解しかけのようなもの)などをおき、土をパラパラとかけておく。その後、生長にあわせて3回の土寄せをする。目安は、1回目は本葉が出てきた時、2回目は高さが20cmぐらいになったとき、3回目は花が咲く直前。土寄せすることによって、1株で10個ぐらいの多い収量にできる。

<ジャガイモ 大きいものは切って日光にあて乾かしておく>
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<ゴボウ種まき・自家採取の種>
畝の筋に水をまく。水がひいたらその上に種まき。
いがいがを半分に割って、畝の筋に5cm間隔ぐらいで植える。いがいがで空気が確保されるので、いがいがが隠れるぐらいの量の土をかける。

<自家採取のタネをほぐしながらまく>

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<ゴボウ種まき 買った種>
畝の筋に水をまく。水がひいたらその上に種まき。
2,3cmぐらいの間隔。お茶碗に種をいれ、つまんで一つずつ丁寧に置いていく。土を両手にはさみ、すりあわせて拝むようにして、ぱらぱらと少しずつ土を薄くかける。種の上に薄く土がかかって見えなくなるちょうどのタイミングで土かけをやめる。自家採取の種に比べて、土の量は少ない。

 

<エンドウ>
支柱などをたて、横にも支柱をわたす。わらを横にわたした支柱からおろし、エンドウの「手(=まきつく細いつる)」をまきつける。まきつけると、一気に生長をはじめる。わらは風などでとびやすいので、地面につく部分に土をかけて飛ばないようにする。一度とんでも、二度やると安定しやすい。

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5月はポット苗の定植などやります。

 

 

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