降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

徳永桂子さん 3歳からの性教育

琉球新報、徳永桂子さんの連載が55回分までストックされている。性教育という分野で当初は社内でも難色を示されたそうだが、開始すると大きな反響があり、LINEでは子どもたちから直接質問が寄せられるそうだ。

 

徳永さんの応答ははっきりしていて、子どもの性器遊びについても、思春期以前の性器遊びは耳たぶに触るようなもの、手を洗い、危険でない一人だけの空間(自室・自宅のトイレ・浴室・布団のなか)で行うよう子どもと共有できればOKと。

 

子どもが性被害にあったときの親に相談しない理由で「親を悲しませたくない」が上位にきているという。性について子どもに教えることで、親に相談することができるという通路が開かれる。

 

性虐待加害者は知らない人より知人に多い。その場の気分で行われる一過性のものではなく、周到に準備され、徐々に距離を縮められていくと。身近な人に虐待された子どもは強く脅迫されなくても、「あなたが可愛すぎるから悪いんだよ。こんなことがあったらお母さんが悲しむから黙っておこうね」などやさしく諭されるだけ喋れなくなる。

 

加害者は対象を選ぶとき、抵抗できない、かつての自分のような子どもを即座に把握できるという。性暴力の連鎖の闇を感じる。

 

親自身がまずは性を恥ずかしいことや喋ってはいけないことのように子どもに感じさせるのをやめるために自分の抵抗感を変えていくことが必要と。

 

かと言って、子どもが親のセックスについて尋ねることに具体的なことをこたえる必要はなく、それは相手との間の大事なことだから喋りたくない、とプライベートを守るということを伝えるのも重要。

 

子どもが友達に「もうあの子とキスしたん?」とかききだすようなことをするかどうかもプライベートの重要性を子どもに伝えていくことと関わる。

 

3歳になれば、母親も子どもにおっぱいを触られるのが嫌なら嫌というのが重要と徳永さんは言う。プライベートとか、人権とか、日本人は意識が薄いのを実感するところだし、子どもの頃から意識を育てていくことは大切だろうと思う。

 

 

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