降りていくブログ

生き残りながら回復していくために

DIY 「防災」という枠組みの可能性

南区DIY研究室。
裸のDIYシンポジウムもへて、次回に向けて話しあいをした。

 

個々人が孤立した消費者になる資本主義社会において、重要であることは、孤立した消費者としての個々が行う閉じたDIYではなく、人と人の間に関係性を派生させるDIYなのではないかと思う。

 

消費とはつまり使い捨てだが、使い捨てによって世界がすり減っていくことに対して、DIYは世界に対して、作らなければ存在しなかった可能性、展開をおこし得る可能性を提供する。それは磨り減ることとは逆に世界における可能性を豊穣にしていく。関係性を派生させるDIYはこの世界の土壌を肥やす営みになり得るだろう。

 

たとえば、家賃を2万円にするという目安を設定し、家のメンテナンスをする技術をお互いに身につけながら共同で空き家を探していくDIYグループをつくる。学びと生活負担の軽減と充実をもたらす人との関わりの時間が生まれる。

 

あと「防災」という枠組みは、孤立した個々人に関わる必然を提供するものであり、かつ自給的空間を作り出す基盤になると思われる。自給体制を整えた防災DIYグループをつくり、災害の際のサバイバル技術を伝える学びの場など作っていくなど可能性はあるのではないか。子ども食堂やホームレス支援の炊き出しなどとも相性が良いだろう。