降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

投稿させてもらったSTAGE1号が出る

STAGEという雑誌に投稿させてもらった。完成した本をいただく。

家で本が読みにくいので夜外に行ったが出てみるとあんまり遅くまでやっているカフェなりの場所がなく、次の日の朝に出る。ほんやら洞に行こうと思ったけれど休み。カレー&cafeアリーナというところに初めて入って読む。


読みやすそうなところから読む。僕と同時にしゃべり声の大きい人が店に入ってきてデコメで携帯代が高くなるとか言われたとか話しをしていて、ゆったり読むというよりは頑張って文字をたどらないとという感じになった。

 

それぞれがそれぞれのあり方で生きることを生きているなと思った。何であろうがその場所からしか生きられない。場所というのは、呪いのようなものでもあるなと思った。ここで暮らしていること、人として生まれたこと、この自分であること。全部場所だなと思った。

 

全部読むのは諦めて家に帰りながら、どこであれ自宅というのが苦手だなと思う。自宅に耐えかねて仕方なく気を逸らす。既に決まったところ。檻。放浪するたくましさもないけれど、本当は自分のものではない世界が家なのだろうと思う。
既知のモノ、既知の認識、過去に閉じ込められた亡霊としての自意識とそれを更新していく自律性。

 

弔いをする人は有意味性から解放されている。もはや損得ではなく、救われるか、救われないかということを生きている。弔いは、いつまでもやってくる明日を前提した有意味性、生き延びる合理性に支配されている生にあらがう力を持っている。

 

心に有意味性を干渉させず、かつ有意味性の世界で生きる。この二重性の獲得が救いということになるのだろうと思う。僕の弔いは、いつまでもやってくる明日を前提した世界のなかで生きていることを終わらせることだなと思う。連続性という幻想の完全な否定。別にやることなど何もないけれど、終わらせるということにはやる気が出るから。

 

『STAGE』のブログ 〜紙の上のライブイベント〜: 『STAGE』1号発売と今の気持ち。極楽カリーでの販売決定。

 

【『STAGE』1号 出演者と作品タイトル紹介】
いよいよ発売まで4日となりました。
ここで出演者と作品タイトルを紹介させていただきます!
内容については触れたい所ですが、それはお手に取っていただいてのお楽しみということで。
1.なやカフェ ゆうき
 「わたしくしごとですが、おいしかったにんじんのお話です。」
2.加藤わこ
 「おいていく」
3.赤阪まゆ
 「STAGE」
4.米田量
 「生きる力を探して」
5.青木秀光
 「混沌のライフストーリーを語るということ」
6.Pyracantha店主
 「恋のバレエ団 仔犬バレエ団」
7.下司潔
 「美味しい魚を食べたい。という点から家を考えてみた。
  最近余呉湖の湖畔にある料理宿に行った時に目の前の余呉湖で採れたものやその周りの山で採れたものが出てきて本当に美味しかったから。」
8.おくむらまさなり
 「即興合奏と熱拡散方程式」
9.青松としひろ
 「手作りおにぎりのいいところ」
10.赤阪正敏
 「ダンス」
以上です。
(僕が人生で大変大きな影響を受けた「ある人」が特別寄稿をしてくださっています。これも、手に取ってからのお楽しみ♪)
僕が35年生きてきて、今、人生がリンクし「つきぬけてくる」と僕が感じた人たちと作品たち。
ぜひじっくりと味わってみてください。
そして、そこから続いていくみなさんの人生にこの本が在ることを幸せに思います。
STAGE出版
赤阪正敏
✩1号のご予約について
1号にご興味のある方は
「お名前・ご住所・ご連絡先・ご希望部数・『STAGE』をどこでお知りになったか」
をお書き添えのうえ、 下記のアドレスまでメールでお申し込みくださいませ。
stage.live.info✩gmail.com(✩を@に変えてください)
また、「うちのお店に置くよ」という方もご連絡ください。
詳細はメールにてやり取りさせていただきます。