「自分たちが確たる正解を持ってないのに声をあげていいのか?」
9月1日に京大で行われた自由と平和のための京大有志の会の動画をみた。
Broadcasting live with Ustreamwww.ustream.tv
安保関連法案に反対するママの会の西郷さんの冒頭のスピーチ。
僕が最も心を揺さぶられたのは,お母さん方が今まで生きてきたなかで受け入れていた抑圧を抑圧とも知らず悩み、自分で自分を制限し、生きることを人に預けてきたということ。
それによってどれだけの自信や尊厳が奪われ、生きる力が奪われてきたのかということ。
譲れないものを得た今、認めてくれる誰か、ゴールを提示してくれる誰かがいなくても、わからないまま、その足で立ち、自ら確かめ、世界に対峙しようとしていること。
そうせざるをえなかったということ。
そしてもう一度生きることを個々のこの自分に取り戻そうとしていること。