降りていくブログ

生き残りながら回復していくために

魔女の宅急便を今頃 飛べなくなったキキ

友人が竹林で手製のほうきを作った記事へのコメントを見ていたらなぜキキが飛べなくなったのか気になってきた。ジブリの作品というのもあって、すぐに検索候補が表示されてくる。 matome.naver.jp 宮崎駿は、聞かれてもこれが理由だと答えていないようだ。確…

学びとコミュニティ

学びに適した環境とは、そこにいる人たちが防衛的にならずにすみ、自分の揺れ動きを安心して表明できる場だと思う。 こうしなければいけないとか、こう考えるべきだ、と強制されるところでは、変化へのプロセスはおきにくい。OSは更新されず、小手先のアプリ…

学び 自律的な現出

学びの環境を整えるという時、自分のあるべきイメージを達成するために自分は黒子になって、という発想はよろしくないと思っている。 むしろ自分の学びのプロセスを展開させるということをど真ん中に置いてやり、それが逸れて虚しくなったり世間を恨んだり人…

旅としての学び 能動という反逆

学びを将来のアウトプットのためのものと考えるなら、明日なき今を生きている人たちにとっては学びは縁遠いものになるだろう。 先のためではなく、今ここ自体を面白いものにするために入る状態がむしろ学びの核心ではないだろうか。獲得するものは、結果とし…

ハンセン病

岩倉の私塾、論楽社で主宰の虫賀さんにお話しを聞いたとき、ハンセン病の方との出会いが活動に与えた影響が大きかったとのことだった。 ハンセン病に関しては、もともと興味もあった。 ハンセン病ほど多くのことが奪われる病気があるだろうか。ハンセン病は…

生と死の転倒 喪失するアンデッド

変化は喪失であって危機であるので、それを乗り越えられるとは限らない。 気軽に変化を求められるのは、状況や状態を変えることによって、実のところは自分のいるところが変わらないで済むからであるかもしれない。 維持したいというのは、生きものの欲求の…

微妙な揺れ動き 

話しの場をどのようにやれるかを試行錯誤中。 今やっている当事者研究やリフレクティング・プロセスの集まりで、一つは自分に触れるということをしていると思う。 自分自身が確かめたい、もう一度見てみたいという動機があるもとで、ひっかかりが残っていた…

エスコーラ ベーシックインカム 新しい場所

エスコーラで聖なる経済学読書会。話しはベーシックインカムから瞑想までいって面白かった。 ベーシックインカムというのは問いなんだなと思った。 食いつなぐための労働をもししなくてよいのなら私は一体何をしたいのか。何をするのか。 それを空想上のもの…

聞かれるとき

昨日は聞くことについて話した。 あくまで僕の場合、別に危急の時とかでない場合だが、僕は聞かれるとき、基本、心理カウンセラーとか傾聴みたいに聞いてほしくない。話しづらいから。 相手にそうあられると、話す内容に対して、あらかじめベートーベンの「…

出会いの場

学びとは何か。どのようにそれはおこるのか。 考えていった結果、既に型が決定している勉強会のような企画の前に、かつての京大地塩寮のウィークエンドカフェ、高野の月曜ハナレのような、あるいはアサダワタルさんがやっていた琵琶湖の花火大会の時の住みび…

学びの前段階 手段と目的

学びを実際の変容が伴うものと考えるなら、直ちにインプットから始まるのではなく、まず変容可能な状態にする場の整えが必要なはずだ。 攻撃されそう、否定されそう、干渉されそうとか感じる場、自分はここにはそぐわないとひしひし感じる場では、まず自分と…

救いのベクトル

論楽社の虫賀宗博さんの話しを聞いたことがきっかけで、ハンセン病についての本を何冊か買った。 病者は家族を「守る」ために偽名を名乗らされたり、結婚の際の断種手術を強要されるなど人権や尊厳を奪われた。 本名を名乗ることで家族の縁談が反故になり、…

宛先

人には自律的に気づき、変化更新していく力がある。ただ、ゆだねることができないと更新はおこらない。 ゆだねるというとき、相手の助けてくれる力に依存することが核心なのかというと、そうでもなさそうな気がしていて、むしろどちらかというと、それまで自…

企画と自律性

企画者がこれをやろうと決めて募集するのもいいが、学びのプロセスを触発するものは、意識的に狙ったものより偶発的に現れることのほうが多い。 ここではこれをやると決めた場所ではなく、もう少し境界的な、どっちつかずの場所では、自律的なその触発が生ま…

論楽社

論楽社の虫賀さんから昔の論楽社便りを郵送していただいた。中村晢さんや緒方正人さんなど、本当に様々な人を招いて話しをされている。 講座のための講座ではなく、虫賀さん自身がこの人に会いたいと思い、そして連絡をとって学びの場をシェアされている。そ…

観察 

お世話になった人で、療養中の人に1年ぐらい連絡をとっていなかった。 お世話になったからお返しをしなければいけない、と考える。「お返しをする自分」を思考上では標準設定していて(これが問題なのだが。)、そうしない自分に後ろめたさを感じ続ける。し…

滋味

糸川勉さんが左京区の元田中で「畑のみえるカフェ おいしい」をやっていた時、出してくれる野菜を食べると、体に沁み入ってくる感覚があった。 滋味、という感じ。単に必要とされる栄養素とカロリーを取るということ以上のことがある感じ。 生きる時に、心に…

現代の学びの場

自分が考えてきたことは、つまるところサバイバルについてだ。この社会でどう生きればいいのか、どう生きられるのか。人の変化や回復について確かめていくことも、サバイバルのなかに入る。 ただこれは、多分サバイバルという言葉がよく使われている文脈、つ…

オールマイティ

オールマイティなモデルになろうとしてかかるコストの高さ。効率の悪さ。そしてなお矯正しきれない癖。歪み。 コストと時間をかけて作ったオールマイティさをもって、多人数に一斉にアプローチしてコストを回収するのが経済の理屈。 だが物ならともかく、人…

寝る前

寝る前にわりと毎度親のことが頭に浮かぶ。 両親とも一応元気だが、年はとっていくし、父は脳梗塞以来歩きにくくなっていて、熱など出ると自分でトイレに行けないらしい。 らしい、というのは姉から聞いた話しだから。 正月は帰るし、別に話さないわけではな…

リアリティをひっつける

話しの場では何がおこっているのか。 言葉を使うので、言葉が作用することをやっているんだろうと思うけど、言葉を使う以前に表現するということでもある。 表現一般とは何なのか、そういうことはわからないけれど、自分が自分に関心に基づいて確かめてきた…

話しの場

何かが始まるということは、何かが終わったということだ。始まりはその派生的、必然的な結果にすぎない。 何かが本当に終わる。 そのことをみたい。 話しの場での気づき。 言葉を一つ一つ、そのリアリティをなぞるように置いていく。 リアリティに少しでもか…

終わりない学びの場はつくれるか

話しの場の可能性、当事者研究、リフレクティングプロセスの場などを通して共に探りたい。 話しの場、エンカウンターグループにしても、傾聴やカウンセリングみたいなものにしても、治療者、聴き手、ファシリという役割がある。 その役割抜きに話しの場は成…

死を避ける生と死によって生きる生

誰かの描いた物語を生きる。 そこに寄る一体感と高揚、安心感は大きく、自分の望みとそれが同じであると信じたい気持ちは、小さく発信されている違和感を圧倒するには十分なのだろう。 ウィニコットは、幼児は母親を見ているのではなく、母親の瞳に映る自分…

生きること学ぶこと

なぜ今のようなことに関心を持ち、今のようなことをやっているのか。 書いたこともあったけど、2年半前なのでまたあらためて。 kurahate22.hatenablog.com そもそもは中学時代に始まったフラッシュバックがことのおこり。 いじめや嫌がらせをしてくる同級生…

聞いた話し 学びの場としての大地の再生講座

知識や技術の蓄積は副次的におこるもの、あるいは学びがおこる過程を整えるものとしてあると思う。 学びとは自己更新であり、その更新は認識や世界の体験の仕方自体を変えるものだ。学びとは出会いであり、それがおこったとき、人の感じ方、行動の仕方は変化…

当事者研究3/4 状況→反応→工夫→結果→では問題とは何か、のサイクル

土曜日の当事者研究の集まり。 大事にしたいことはまずは実用的なこと。なので、気のめぐりの改善ということをまず考える。 あることを困ったことと感じ、その困ったことが心中で不本意に大きくなってくると生きることに滞りや支障が出てくる。その際、いき…

エンパワメント 内在化したものを取り除く

学びは、まず生きものが持っている自律的な更新の働きに基づくものであると思う。自律的な更新の結果としておこることは、エンパワメントだ。だから学びの結果、エンパワメントがおこる。 それは試験後は忘れる丸暗記のような辛い作業をしていい結果が得られ…

身をひたす

人に直接働きかけることによって、直接的な効果を得るのではなくて、働きかけたり調整するものは場の設定だと思う。 豊かなものとは派生的なものだ。そして派生的なものは自律的であり、自己展開する。派生的なものが持続的であり、派生的なものを発生させ、…

手をつけてなかった自由

いかにも春という感じの草が庭にも生えてくる。 庭のミツバは去年の夏の干ばつで全滅したのか、芽は見当たらない。ミツバかと思った発芽はセロリだった。セロリも一旦タネが落ちれば野良生えを繰り返すタイプ。コリアンダーも出てきた。 畑では腹にたまるも…