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降りていくブログ

生き残りながら回復していくために

自律空間としての文化 「自由意志」はどこにあるのか

昨日は本町エスコーラで山口純さんによる、バンクーバーで行われたplacemaking weekという場所づくりに関わる様々な立場の方が研究を発表したり街中でユニークな企画を行う10日間の催しの参加報告を聞きにいく。以前も一回されていたのだけれど、用事があ…

精神のエサ場 Morning Zine Circleにいってきた

カフェパランのモーニングジンサークルに参加。ジンはZine。magazineのzine。流通などを通さない自主制作の冊子。 http://rakuhoku-kyoto.tumblr.com/post/151729718477/カフェパラン rakuhoku-kyoto.tumblr.com ジンを出すのは20代、30代が多いというこ…

死んでいること

からだとことばのレッスン、二泊三日の合宿に参加する。 10/8-9三浦海岸WS合宿 - ningen-engeki ページ! 竹内レッスンは、竹内敏晴本人も書籍等で言及しなかったけれど、野口体操をベースといっていいほど取り入れたうえで出来ているものだったらしい。色…

唐芋通信第9号

「書きたいことは、野口さんのことだけだ。」とは、ぼくの声。さいきん、声にすることも躊躇わなくなった。だって、そうなのだ。野口さんのこと以外は、というか、野口さんの以外がないのだ。どうしたって、野口さんなのだ。 西陣の古書店カライモブックスさ…

変化と自意識の関与 楽器が弾けるようになるということ

作曲家の野村誠さんや京都新聞の岡本晃明さんたちが東日本震災を受けて避難してきた人の情報共有の意味も含めて京都ではじまったインフォーマルな食事会、続いている。昨日は野村さんの誕生日の前日ということもあり、サプライズの小さなお祝いも用意されて…

『屍鬼』読み終わる 生の呪いと更新作用の相克

文庫版、残りの4巻と5巻が図書館にきた。 最近友人と話したとき、僕は人間は生命を生まなくて、生命が生命を生むと考えると言った。生むというのもおかしいかもしれないが、生命は、働きであって、生きたり死んだりするものではないだろうと思っていて、それ…

凝縮されたリアリティ

東山区の本町エスコーラで実験的な対話の場を重ねさせてもらっている。 今回は、ドーナッツ・ラボという名前で対話の場を作られていた赤阪さん夫妻にも声をかけさせてもらった。 対話とはいったい何なのか。そこで何がおこるのか。それを体験してきたお二人…

からだとことばのレッスン2回目

竹内レッスンと野口体操があわさった「からだとことばのレッスン」2回目の参加。首の後ろとか、後頭部とか、頭頂とか、それぞれの部位を共鳴させて声を出してみる。声を出すのはとても力がいってしんどい、という感覚を持っていたけれど、共鳴を使うと力は…

死にきれないもの

この前参加した竹内レッスンの講師の瀬戸嶋充さんから紹介された『屍鬼』をかりようと図書館に予約。5巻あるうちの3巻だけが先に届いた。もう少し待つ。『屍鬼』は吸血鬼が出てくる話しなので死にきれなさについてどんな表現がされているのか興味がある。 …

STAGEを読む

STAGEを読む。 特別寄稿をふくめると11人の人が文章を書いている。 こうしたい、というイメージがあり、一人ひとりにかけあい、関わりのなかで現実化された濃さみたいなものを感じる。 出版後のSTAGEに関わる話しを聞いていても、本の存在は薄まっていく感じ…

9/28出版 「幸せをはこぶ会社 おふくろさん弁当:本当にあった! こんな会社~規則も命令も上司も責任もない!」

9月28日に三重県鈴鹿市の「おふくろさん弁当」の本『幸せをはこぶ会社 おふくろさん弁当:本当にあった! こんな会社~規則も命令も上司も責任もない!』が出版されます。 僕も一部考察を書かせてもらっています。amazonとかで買える本に自分の書いたものが載る…

ピアの可能性

FB、1年前の記事がお知らせでくる。”回復のための演劇がつくりたい”と題してヴァイオラ・スポーリンや坂上香さんの「トークバック〜沈黙を破る女たち」から人の変化とそこに使えるものとして演劇という媒体について考えた。 kurahate22.hatenablog.com 今、…

学びとは何か サバイバルとエンパワメントの視点から

学べることは無限にあるけれど、では何を学ぶことを選ぶのか。 学ぶことは余裕のある人や、能力に恵まれた人、学ぶことが好きな人だけに関わることなのか。 僕は今まで特に学ぶという言葉に対して意識してこなかった。自分にとって火急なことがあり、自分が…

アズワン・コミュニティ 「自分を知るためのコース」に出る

鈴鹿で6泊7日の合宿。「自分を知るためのコース」というのに出る。コースは8種ぐらいあって、他は「人をきくためのコース」とか「内観コース」とか色々ある。鈴鹿でおこっている人の変化のあり方に興味をもち、自分もとりあえず一通り入ってみるかと去年…

差し出すものの足りなさ ゲリラであることとエンパワメント

自給の目的は金銭的節約でもなく、サバイバルだけでもない。自給の第一義は、自分のエンパワメントだ。そこがブレると何をやっているのかわからなくなる。 僕が自給農法とその考案者の糸川勉さんに学びたかったのは、生きものの理屈。生きものの身体が持つ動…

修復的司法講演録②『被害者と加害者の対話から生まれるもの〜個人から関係へ〜』を読む

修復的司法というのはどんなものだろうと気になって冊子を取り寄せる。 みんなで作り上げたテープ起こしの文章が冊子になりました : ピアサポートネットしぶや 「司法」という言葉から、まず国の制度の話しなのかというイメージを受けていたけれど、そうでは…

投稿させてもらったSTAGE1号が出る

STAGEという雑誌に投稿させてもらった。完成した本をいただく。家で本が読みにくいので夜外に行ったが出てみるとあんまり遅くまでやっているカフェなりの場所がなく、次の日の朝に出る。ほんやら洞に行こうと思ったけれど休み。カレー&cafeアリーナというと…

孤を終わらせる動機 人間と演劇研究所「からだとことばのレッスン」に行ってきた

人間と演劇研究所の「からだとことばのレッスン」に参加。リードする瀬戸嶋充さんは、野口三千三、竹内敏晴、林竹二に師事されたということでお話しをきいてみたかった。 林竹二は僕も立命館大の長橋為介さんに教えてもらわなければ知らなかった。卒業研究み…

遊び 揺り動かし、意味から解き放つものとして

遊び。先の投稿で哲学カフェについて書いたけれど、僕は哲学書の一つも読んでいない(それがいいとも思ってないが。)。既にある体系ももちろん重要なのだけど、さらに重要なことがある。それは何かの権威よりも自分のなかにある自律性を優先させるというこ…

ギブアンドテイクが破綻するところ

経済的な効率性や合理性に回収されないものがある。必ずしも肯定的な現ればかりするものでなく、犯罪のような破滅的方向にも向かう。この力は世間一般的なギブアンドテイクに手なづけられない。そんなものではもはや割りが合わないのだ。 逆に言うならば、ギ…

哲学カフェ@本町エスコーラ 「自信とは何か」

12日は、本町エスコーラにて小さいお話し会という名で哲学カフェをする。 浜松のクリエィティブサポートレッツのフライヤーが簡潔に満遍なく哲学カフェとは何かについてまとめてくれているので、スムーズに導入できた。 テーマは「自信とは何か」。そもそも…

「人と人」

昨日は個の尊重と調和というテーマで話し合いがされた。今まで個の尊重というと、その人の意思が示されたらそれにただ従うというイメージだった。 しかし言われてみると確かに、権力関係や上下関係がないところで、相手が何か言葉を発したらそのまま従うなら…

能力

ふと能力とは何だろうかと考える。 作用に反作用があるように、何かをより生かす力は、同時に何かを殺す力ではないだろうか。何かを生かすということは同時に見えない何かを殺していないだろうか。能力の本質は、そんなに諸手を挙げて喜べるところから成り立…

【報告】浜松のクリエィティブサポートレッツに行ってきた

浜松のNPO法人クリエイティブサボートレッツの1泊2日のツアーに行ってきました。 レッツは、武道家で臨床心理士の田代順さんからぜひ行ってみてくださいとおすすめされていたところ、今回陸奥さんのツアーがあったので早速申し込みしました。浜松はアズワン…

当事者研究in鈴鹿

鈴鹿で当事者研究をやってみようという話しになった。 ● 当事者研究とは 「当事者研究」は、北海道浦河町における「べてるの家」をはじめとする起業をベースとした統合失調症などをかかえた当事者活動や暮らしの中から生まれ育ってきたエンパワメント・アプ…

リレー

命のリレーという言い方はよく聞くけれど、ふとリレーしているのは命だけだろうかと思う。 手渡さずにはいられない存在、影響させずにはいさせない存在としての人を考えてみる。 隣の人がどんな人だか知らなくて関係もなくても、個々人や個々の家族が孤立し…

屋根裏

家にいるネズミ、活発になってはまたいなくなるサイクルがある。 いなくなるのは、ネズミを獲る猫かイタチかが入ってくるからだ。 昨日の夜に天井で重みのあるものが動いている音がして、そんなにバタバタしなかったけれど、キューッというたぶん断末魔の声…

アズワン・コミュニティ 自分を見るためのコース

鈴鹿のアズワン・コミュニティに月のうち10日ほど滞在している今年。 コミュニティの名前を変えようかという話しもあるらしい。鈴鹿コミュニティとか。シンプルでいい感じだと思う。鈴鹿はワンノブゼム、それらの一つみたいな感じで。 コミュニティにはス…

選挙 「防衛反応」に対するアプローチ

選挙があって、低投票率だった。投票しないのはなぜなのかと考えるときに、僕は一つは自治意識が疎外されているからだと思う。 自分の直接感じることにしか適切に反応できないというのは、普通の状態であると思う。国という抽象的なものに対して訓練もなしに…

死の話しをシェアする場は優しい

シーカヤックで海上散骨の仕事をされている方のお話しを聞かせてもらう機会があった。 死の話しをシェアする場は優しい。本当はこんなふうに思っていたんだ、感じていたんだということが自然と話される。それは聞いている人もまきこんでこわばり、停止まって…

セラピーでも、自己啓発でも、信仰でもなく。

内観に行くというと、何で行くのと聞かれることがある。今日もきかれた。 内観は、内観療法とも呼ばれ浄土真宗の修行方に着想を得て、吉本伊信が確立した観察法。身近な人について、してもらったこと、して返したこと、迷惑をかけたことの三点からみることを…

人という状態

人という言葉がある一方で「人でなし」という言葉もある。人間であるのに人でなしとはどういうことだろうか。あと「鬼」とかいう言葉もあって、一つのことだけを重要視し、それ以外のものには容赦のない態度で臨んだり、切り捨てたりする。 人でない状態があ…

他者としての自然

人は地球の自然のなかで生まれてきて、人工物も自然の加工にすぎないのなら自然に全て依存している。自然は生きものを育んできたが、宇宙からみたら、地球の自然のなかにいるものは外から意思を持った誰かに守られているわけでも、滅びないように予定されて…

高槻の生命誌研究館に行ってきた 

木曜日は高槻市の生命誌研究館に。 鈴鹿の人たちが来るというのでご一緒させてもらう。 www.brh.co.jp 先について入ろうとすると自動ドアが開かない。あれと思って横の手動のドアがあくのかと思って移動しようとすると中のスタッフの二人が出てきてくれて開…

「意味」の空白地帯 学びを取り戻すために

たとえば、学ぶということが生きものにとってもともと備わった行為だと考えるなら。なぜ人間以外の生きものは学校に行かなくてもいいのか。色々な考えかた、こたえかたはあるだろうけど、生きるという、まさに軸に関わることにおいては、生きものは自ら学ぶ…

死が生を生きようとするとき

動いているもの、絶えず変化しているものがあり、その一方で相対的に変わらないもの、固定化したものがある。後者が一種の死であるとしたら、生きものが恒常性とか動的な平衡を保とうとすることは、ある種の死を目指そうとする運動であるともいえないだろう…

6/4「はなす」@本町エスコーラ

6月4日(土)の16時半から東山区の本町エスコーラで対話の試行をします。 もうすぐですが、関心ある方はお知らせください。 生活から離れた抽象的な議論ではなく、かといって雑談でも世間話でもなく、セラピーでもなく、日常と自分に根ざしながら、世界との…

糸島で話しします

ご縁で糸島のトークイベントに呼んでいただくことになりました。 「土」をテーマに、ということで、正直、土の何たるかなんて何もわかってないのに今までやってきている実態は何なのかというところをありていに白状して、学ばしていただくしかないなあと思っ…

派生するものと引き換えるもの

出町柳にあるパン屋さんのインタビューで、どうしてパン屋をやろうとしたのですかという質問に対して、正確な表現は忘れたけれど、戦後の食料事情が悪い状況でもパン屋ならパンを食べれるから、という答えがされていたと記憶している。自給の考えだと思う。…

対話とは何なのか

対話は、お互いが全く違う前提をもった別々の存在であるというところから始まると思う。同じ前提を持っているときは、正しいことも間違いも既に決定しているのでそれは対話ではなく、通達だ。ところが他者はいつも同じ前提を持っているわけでないから通達が…

震えを間におくなら

とても肯定的にみえることでも、確定させ保持すること、自らのものとして所有し、コントロールすることが着地点にあるのか、それとも本当には何も持つこともコントロールすることができず、全て通り過ぎていく途中にささやかなやりとりをつくりだすことがで…

エピローグのなかから

何年も前、デモクラシーナウというサイトである動画を見た。 現在の世界の動き、大きな力をもった人の、世界を悪くしていくような発言、戦争、ネガティブで希望を失うような世界の映像なのに、その後ろでは映画のエンディングのような穏やかな音楽が流れてい…

インプロ集中ワークショップ最終日

最終日、わりとすぐに来た印象。 向かいあって、自分が相手に受けた気持ちの影響をただ交換しあうワークは自分の一瞬の感情変化を言葉にする。普段なら気づかずそのままにするような感情を探り、発見できる。シンプルながら濃い密度があるワーク。 人に対し…

インプロ集中ワークショップ4日目

インプロ集中ワークショップ4日目。1日目は書いてなかったので、1日目のも含める。今井純さんは、友人の平野くんが紹介してくれた『自由になるのは大変なのだ』の著者でインプロの指導者。僕はこの本を読んで、今までに知っていたカウンセリングとか、グルー…

インプロ集中ワークショップ3日目

インプロ集中ワークショップ3日目。ワークやエクササイズは、思考が入ると上手くいかなくなる。相手はどんなことを思っているのかと考えてしまうのも思考。先の展開を考えてしまうのも思考。思考が入るとき、自分のなかに閉じてしまい相手や状況が見えなくな…

インプロ集中ワークショップ

インプロ集中ワークショップ、毎回レポートあげようと思っていたけど、夜に宿に着くともう眠い。見る/見られるワーク、触る/触られるワークで思ったこと。こちらが主体的に何かを「見る」ときと、その何かに「見られる」と感じる感覚にスイッチすると何がお…

働きかけることと受けること

武術家で心理士でもある田代順さんに鈴鹿で来月末にオープンダイアローグやリフレクティングプロセスなど複数の対話の手法の要素を組み合わせた場をやってもらう。それぞれの手法を組み合わせたのは現場で効果的に機能させるためだろうけれど、それぞれの独…

獲得しない学び

明日が知れない人には、成長という言葉はトンチンカンなものに聞こえると思う。 学んだからこれができるとかもっと素晴らしいものを獲得していこうかという動機は、頭の動機であってどちらかというと感じていることを麻痺させる動機ではないだろうか。 何か…

心の更新

個人的には、子どもの学びよりも大人になってから、年をとってからの学びに関心がある。 科学は進歩し、世界は発展するかもしれないけれど、一人が生まれて200年ぐらいの間には知り合いも含めて全部死んでしまうのだろうから、僕個人はその200年ぐらいで実際…

きくということ 傾聴ではなく

大学で臨床心理の学科に入ったので、きく(聞く・聴く)ということの重要性は繰り返しきいてきた。カウンセリングの場面や極度に追い詰められた状況において傾聴するということは重要なのだと思う。だが、職業とか役割をとったところ、日々の場で「きく」と…