降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

藤田和日郎『うしおととら』

終末のリアリティのなかに 

本を読むのは基本しんどいのだが、藤沢周平だけは読める。 彼の描く世界における人々の生のかげりは、僕にとっては生きることへの共感であり、しみこんでくる。 藤沢周平は若くして妻を失い、そのことは深い絶望に陥れたようだ。今まで知らなかったがそれま…

本の作成5 大学生時代

本の作成、思い浮かぶことがあれば、前の投稿に付け加えたりしている。 今日は古着を買いに行った。行って家に帰ってまた行ってとかしていると、財布を忘れて行ってレジで気づいて止めてもらったりした。財布がないので停めていた自転車も出せず、家まで歩い…

センテンスのライブに

センテンスのライブのお誘いをうけてネガポジに。 センテンスは二人のユニットで、僕と同じ畑で野菜をつくっている。 センテンスのブログ 最初の曲の歌詞でありきたりのダンスでいく、みたいなのがあっていいなと思った。メロディが面白いところがあって、あ…

アズワン・コミュニティ 自分を見るためのコース

鈴鹿のアズワン・コミュニティに月のうち10日ほど滞在している今年。 コミュニティの名前を変えようかという話しもあるらしい。鈴鹿コミュニティとか。シンプルでいい感じだと思う。鈴鹿はワンノブゼム、それらの一つみたいな感じで。 コミュニティにはス…

運動性としての自己

「居場所」にいるとき自分があり、「居場所」にいないとき自分がないのであれば、自分というのは関係性のなかにある。そしてそのとき自分というものは、その関係性のなかでおこっている運動性のことを指している。そこにはどのような質の運動性があるのか。…

台風なので岸見一郎『嫌われる勇気』を読んだ

雨だったのでアドラー心理学を解説した岸見一郎さんの『嫌われる勇気』を読んだ。対話形式で読みやすかった。アドラー本人の書いたものを少し読みたくなった。 「自己啓発の源流〜」というサブタイトルは、真っ当な内容に対して偏見もたれそうだなと思ったり…

アシモフ「お気に召すことうけあい」より ロボットとしての憧れ 

以前住んでいたシェアハウスの住人にアシモフの『ロボットの時代』を貸してもらった。 ロボットの時代 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF) 作者: アイザック・アシモフ,小尾芙佐 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2004/08/06 メディア…

生きていくやりくり 媒体の支配を排して

自分が畑で育てたものを食べる難しさを時々相談される。畑でできるタイミングと食べるタイミングがあわない。収穫しても外食すると食べれずに悪くなったり。 僕も料理が得意でないので、野菜炒めの頻度がやたら高いとかある。あと精米機をもっていないので、…