◆演劇
行き詰まっていた神田橋さんの「崩壊」(いい意味)をすすめた、精神療法家パデル先生の患者に対する姿勢。 「先生は常に患者の内側(in)の世界を大切にされた。そしてそれを正そうとするのではなく、内側の歪みの視点から見えてくる外界像を受け入れ・とも…
前日の終活ゼミに続き、菅原直樹さんの公演「カメラマンの変態」を観に岡山へ。 oibokkeshi.net 今自分がいる現在の世界の物事はとても確固たるもののように見える。他人のきらびやかさやステイタス、幸運もまた確固たるものに見える。だが大きな時間の流れ…
からだとことばのレッスン、二泊三日の合宿に参加する。 10/8-9三浦海岸WS合宿 - ningen-engeki ページ! 竹内レッスンは、竹内敏晴本人も書籍等で言及しなかったけれど、野口体操をベースといっていいほど取り入れたうえで出来ているものだったらしい。色…
今井純さんの4日間のインプロワークショップ終了。変化はおきるものであり、何もおきないのは変化を自分がとどめているからだ、という言葉が心に残る。 変化を自意識でおこすと考えると人は途端に重圧にさらされ、それに負けてしまう。そして重圧に負けない…
陸奥賢さんと手塚夏子さんの七墓めぐりに参加。 無縁仏を祀った七墓のほとんどは現存せず、墓跡のほうが多いけれどそのほうが面白い、と陸奥さん。その場所の現在の姿と歴史の変遷を辿るとき、たとえばその場所がなぜ整理され更地にされたのか、そこを支配す…
図書館で予約していた順番がまわってきた。 その後の不自由―「嵐」のあとを生きる人たち (シリーズ ケアをひらく) 作者: 上岡陽江,大嶋栄子 出版社/メーカー: 医学書院 発売日: 2010/09/01 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 61回 この商品を含むブログ …
知人にかりている林竹二の「学ぶこと変わること 写真集・教育の再生をもとめて」を読み終わった。教育哲学者、林竹二は兵庫県の湊川高校で生徒たちに対して、授業を行った。 学ぶこと変わること―写真集・教育の再生をもとめて (1978年) 作者: 林竹二,小野成…
劇団衛星さんの超贋作サロメを観に行った。本来なら21日に観に行くはずだったけれど、いつの間にか思い違いをして明日行くと思い込んでしまっていて今日気づいた。明日の公演はオイディプス王のみなので2本観るなら今日いかねばならなかった。青いバット…
下鴨の人間座で行われている「ムカエ火」へ。 内容を書くけれど、公演はまだ2日あるので各自の判断でお読みください。 放火魔が逃げ入った「空き家」には、人がいた。ごみ屋敷のなかで兄と妹がそこに住んでいた。兄は来訪者を放火魔と知らずに喜び、お茶を…
台詞をおぼえること、振り付けをすること、ある振る舞いのコードに従うことが演劇なら、状況設定をすることをおしなべて演劇ととらえたらどうかなと思っている。催しものをすることも演劇。ある仕事をしているのも演劇。国というシステムも演劇。慣習も演劇…
夕方から雨が降り出した。烏丸ストロークロックの「神の谷第二隧道(かみのたにだいにずいどう)」を観に行った。隧道とはトンネルのこと。 [http://www.pakutaso.com] 神の谷第二隧道 作品紹介 輸送トラックが行き交う、国道9号線沿いの町「大栄町」。昭…
「回復のための演劇」が構成できないかと考えている。坂上香さんのドキュメンタリー映画「トークバック 沈黙を破る女たち」では、HIVに感染した女性たちが自らの尊厳を回復するために自らの物語を演劇化している。この映画をみたある自助グループでは、それ…
トランク企画のマンスリーインプロライブへ。3人の俳優とアコーディオンの方が1人で、観客からテーマや台詞をもらったりしながら、幾つものパターンで即興がされる。 観客にあらかじめ書いてもらった、男と女がそれぞれよくいいそうな台詞を演じているとき…
坂上香さんの映画「トークバック 沈黙を破る女たち」が各地で上映されている。演劇を通して、HIVに感染した女性たちが自らの尊厳を回復させていく姿を描いた作品。 映画『トークバック 沈黙を破る女たち』予告編 - YouTube 右上がりな世界観はそれに一体化で…
人は支持的環境のもとで肯定的な変化をおこす。恐れを与えるならば生きものは保守性が優先になり、ある状態に固着化する。恐れ、特に幼児期に受けた恐れは深く内在化する。それらにもう一度アクセスすることは、特殊な状況を設定することによって可能となる…
大人の演劇部に参加。友人も大人3人こども1人一緒に来てくれる。公演のためではなく、純粋に稽古だけを楽しむというコンセプトで前半はウォーミングアップ、後半はドラマや映画などのワンシーンをやってみる。「じゃりんこチエ」「牡丹と薔薇」「アウトレ…