降りていくブログ

生き残りながら回復していくために

地域における対話とは 

地域について、哲学対話について、対話する場へ。 ある程度物理的な広がりをもつ対象を想定するとき、対話という言葉を狭い意味での具体的な話しの場のこととしてだけとらえるのではなく、広い意味にとらえることが必要だと思っている。 広い意味において、…

日常と非日常 琵琶湖沖島哲学ツーリズム

日常と非日常をテーマに旅をしながら考える哲学ツーリズムに参加。 場所は滋賀県の沖島というところだった。琵琶湖に浮かんでいる島。 moori.musyozoku.com バスで港まで行こうとするが、先日の大雨の土砂崩れの影響で行くバスがなくなっている。タクシーで…

対話を簡単にいうならば

開かれゆく対話の文化祭ミーティング。対話という言い方自体が高いハードルになっているのではないかという声がでる。 確かに一般の人に「対話に関心がありますか?」と訊いて、「はい、あります。」と直ちに答えてくれるような感じはしない。対話は日常語で…

8/4、5 開かれゆく対話の文化祭

8月4日、5日のイベントです。 開かれゆく対話の文化祭 関わるそれぞれの人がアイデアや自分の知っていることや関わりを持ち寄って企画しています。僕は修復的司法という対話の手法に関心があったので、その紹介をしてくださる方をお呼びしました。 対話す…

レジリエンス・ダイアローグ 小倉ヒラクさんの話しを聞きにいく

小倉ヒラクさんのお話しを聞きにいく。生物進化の話しで、鳥は飛ぼうとしていたのではなく、当時の大気の酸素濃度が低く、それを補うための肺の構造の変化が、結果的に体を風船のようにしていき、長い滑空が可能になり、やがて飛べるようになった話しなど面…

「個人の回復」とは何か

個人の回復とは何なのか。 たとえば日常的な差別や人権の軽視がある社会で、個人の回復ということがあるのだろうか。体の傷が治るようなことだろうか。何がしかの「症状」を呈しなくなればそれは回復といえるのだろうか。取り立てて痛みを感じなくなれば回復…

徳永桂子さん 3歳からの性教育

琉球新報、徳永桂子さんの連載が55回分までストックされている。性教育という分野で当初は社内でも難色を示されたそうだが、開始すると大きな反響があり、LINEでは子どもたちから直接質問が寄せられるそうだ。 徳永さんの応答ははっきりしていて、子どもの…

「自己肯定感」はまだ使われるのか

自己肯定感という言葉は、学問などの言葉になるにはあまりに一般的な言い回しというか、かなり適当な言葉だと思うのだけど、いつまでも使っていていいのだろうか。この言葉のおかしさはもっと指摘されなければならないだろうと思う。 「自己肯定感」は、HPと…

フランケンシュタインとハカイダー

読む!倶楽部の話題提供で「ヨコハマ買い出し紀行」を題材にする。 kurahate22.hatenablog.com それまでと違った角度であらためて読み直し、まとめる機会は貴重で話しをもらってよかった。何かの発表とかはそういう位置づけをしたらいいと思う。 あらためて…

6/13 星の王子さま読書会

第10回星の王子様読書会。 星の王子さま (平凡社ライブラリー (562)) 作者: アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ,稲垣直樹 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2006/01/12 メディア: 単行本 クリック: 9回 この商品を含むブログ (8件) を見る 花との別れの…

畑と鹿

岩倉の畑にまた鹿が入ったと日曜日の夜に連絡がくる。 今日は9時に畑に集合して16時半まで柵を補強する作業をする。 今まではネットだけでカバーしようとしてきた。しかし、年々鹿のやることはエスカレートしてきて、前年はやらなかったことをやってくる。今…

稽古 丸めた新聞紙の筒を使って

身体教育研究所の稽古へ。今回は新聞紙を丸めて作った棒を使った稽古。何でも週末の親子教室の際に使おうと考えられているものとか。 中が空洞のものか、詰まっているものかで大分違う。書道の筆なども竹で作られていたという話し。 中心までびっちり詰まっ…

読む!倶楽部 2018年7月例会 芦奈野ひとし『ヨコハマ買い出し紀行』

7月29日(日)に高槻で芦奈野ひとしの『ヨコハマ買い出し紀行』の発表をする。 ヨコハマは一度自分なりに整理してまとめてみたかったところ、ちょうど5月の例会に行った際に発表を提案され、お引き受けさせてもらった次第。 大学院時代、この作品をコミック…

別の世界 

強いものがその分だけ周りを抑圧し、幅を利かせる社会。それが野生状態だろう。強いものもより強いものに抑圧され、永遠に闘争を続ける社会。 僕は文化とはそういうあり方を辞めようという反逆の試みであると思う。強いものが勝つのは当たり前だが、勝つ合理…

時間を戻そうとする力

京都も御多分に洩れず学校で人の下着の色決めたり、外の人には合理性を説明できないのにランドセルを強制したりしているのか。 教育者たちはこういう腐敗については何十年も前から黙っているのかな。腐敗をそのままにする権力はどうなっていて、こういつまで…

当事者研究 無防備になること

水島広子さんのツイートをみて無防備という概念を得た。 AHはアティテューディナル・ヒーリングの略。キリスト教の影響を受けた精神訓みたいなもの?だろうか。 ひどい目に遭って報復感情が高まってしまったとき。AHの「無防備は力」を思い出し、報復感情を…

失われた約束

科学主義が行き着くせば「生きものというものは存在しない」というふうになるだろうという指摘。なるほどと思う。資本主義と馴染みがいいし。倫理を押しこめていける。 だが生命と非生命には本質的な違いがないとしたときにこそ、では倫理とは何かということ…

状態と型

自我の確立、「人格」の成熟といったことが目指すべきところであり、そこに足りない自分の自我を自分で切磋琢磨していくのが人間の在り方なのか。「日本人」は自我の確立が足らないから、もっと確立しなければ、なのか。 中動態の話しとか、身体教育研究所の…

本の作成番外 構成の試行

本の中身の構成の仕方、パソコンやスマホではなく小さいノートに書いてみることにした。 PCやスマホは、顔の前に目がついている肉食獣的な視野になる感じかも。距離感や立体性をよりはっきり認識するかわりに視野は限定される。一方顔の側面に目がついている…

読む!倶楽部読書会 セトウツミ そしてヨコハマ買い出し紀行

大阪高槻市で行われている読む!倶楽部読書会に参加。 今回は「セトウツミ」だった。セトウツミは全く知らなかったが、かなり内容の濃いマンガで、知れてよかった。 読書会に来られている方々のそれぞれのコメントも、これまで時間をかけて考えてこられたテ…

出町柳のラーメン屋台

友人が出町柳のラーメン屋台に行政による撤去の紙が貼られた写真をアップしていた。 自給やDIYというようなものの意義は、何でも自分で作れる一人強者になることではなく、そこに画一化されていない関係性や空間を作りだすことだ。 出町柳のこういう隙間の屋…

培地へ エージェンシー、自律的な力の作用をアーカイブする

培地へ。 www.facebook.com 記録映像をみた後、その活動をしている方達のトーク。興味深く、色々と考えることがあった。 まず、大学生の時点で、多くの人は他人から望まれるあり方を内在化してしまうという問題。 思い出すのがNHKのようこそ先輩という番組の…

本の作成番外 丸ごとのみかん

文章を描くときは大体、ある物事の細部を見ていく時に書いている。 細部がどうなっているのかをはっきりさせることは、そもそもその物事をどう位置づけるのかを決める時に欠かせない。適切な位置づけができなければ、考えはすすまず、そこに停滞がおこったり…

常野雄次郎さんの追悼ブログ

常野雄次郎さんの追悼ブログに投稿させてもらった。 tsunelovelove.hatenablog.com 出会ったことがない人だったけれど、年も近い人で知って一週間で亡くなった人というのはいなかった。自分の状態が変わった。 自分が自分をどうこうするではなく、こういう外…

偽のリアリティとしての左右対称

整体の稽古。 体の右と左は対称ではない。対称とするのは、言ってみれば頭が作ったイメージであって、偽りのリアリティなのだろう。それに倣うことによって、流れている動きが止まる。 生きることは体を歪めることだと聞く。力の発揮は、どこかを歪めること…

健全な「殻」はあるか レオ・レオニ『せかいいちおおきなうち』

フリースクールわく星学校で殻をつくるという言葉を聞いた。僕は殻という言葉を今まで割と悪い文脈で使っていたが、自意識とそれが学習してきたものが殻なのであって、殻がないというのはあり得ないし、殻がないならそれは人格でもないだろう。 家というもの…

対話について 間接的に現れる第三者

対話ということは、単に言葉で話すことではなくて、むしろ言葉で話すというところだけに意識が向けられることによって技術とかコミュニケーション力みたいなところばかりイメージされるなら誤解や理解の後退が進んでいる場合さえあるように思える。 話しの場…

不登校50年プロジェクト 駒崎亮太さんのインタビュー

不登校50年プロジェクト。駒崎さんのインタビュー。 futoko50.sblo.jp 日曜にフリースクールわく星学校に8人でいってお話しをうかがい、共に学びについて考える時間を持った。そこで聞いたことや思ったこととつながることが多かった。 教えるとは何だろうか…

当事者研究 最近のふりかえり

3月に常野雄次郎さんの死去があって以来、感じ方が変わっている。 端的にいえば、つまらないことがよりつまらなくなった。時間つぶしが時間つぶしにならない。といってもそうはすぐ習慣は変わらない。できることとして、整理してみよう。 より密度の濃いこと…

本の作成番外 使う用語の説明

先の投稿でざっくりした考えを書いてみたが、なかなか今まで書いた細かいところを拾ってまとめるのが難しいなと思った。できるならそこを拾って全体を構成したい。 一つの要点は自意識をどう位置づけ、取り扱うか。僕の考えでは、自意識は言葉(リアリティを…