降りていくブログ 

ここという閉塞から逸脱していくための考察

ジャンル難民:探究の相談はじめます

<ジャンル難民:探究の相談はじめます> ジャンル難民(自分の感覚で該当すると思えばOK)が自分の気になることを探究する時にどこからどうやってやっていくか、動き出しにくいと思いますので、探究の相談の受付をはじめます。 ジャンル難民の集まりは、そ…

「時間」の感覚を得ることの重要さ 

ジャンル難民ミーティング ワークショップ、<「時間」のすすめ方を知る>終了しました。 自分のなかにある生きたプロセス、展開し、動こうしているプロセスに「時間」という言葉をあて、感覚的にとらえられるようになると、頭は身体へ、思考は感覚へ、「い…

精神看護1月号

国分功一郎さんと斎藤環さんのシンポジウムの様子が掲載された精神看護1月号を手に入れました。友人の山口純さんが、以前SNSの投稿でモノを修理すること、現代の責任とはなんであるかと書いてあったのを思い出しました。中動態の考え方において、主体ははじ…

1/20 ジャンル難民ミーティング ワークショップ「時間」の進めかたを知る

今回は「時間」のすすめ方を参加者で探究します。 ミヒャエル・エンデの「モモ」で時間泥棒に奪われた時間とは具体的には何だったのでしょうか。全ての時間を効率のためのものと考えることによって、何が失われたのでしょうか。 「時間の流れは みんなに1個…

ジャンル難民ミーティング 今後の予定

自分の核心的な興味に近づき、それを探究していく探究会、ジャンル難民ミーティングを行なっていきます。 近いところでは、1/20(日)14時から北区のちいさな学校鞍馬口で行います。その後、2月8日(金)19時〜カフェコモンズ(大阪)、2月22日(金)19時〜…

「人」と「負けること」の関係 松岡宮さんの謝れ職業人

僕の理解では、パウロ・フレイレは被抑圧状況からの「移行状態」を人の人たる特性であるとしています。その移行状態にない時に、人は特に人たるものでもないのです。人の体を持っていたり、何かを達成したり、どこかの文化圏に所属するからといって自動的に…

探究の民主化 ジャンル難民ミーティングの位置づけ

ジャンル難民という言葉、別にオリジナルではなくてアサダワタルさんの「コミュニティ難民のススメ」からいただいたのですが、参加の方は割と気に入ってくれているようで、どのジャンルともつかぬ自分の探究や関心をあらわすのに、使い勝手がいいようです。 …

第2回ジャンル難民ミーティングを終えて アイデンティティ

ジャンル難民ミーティング、ジェンダーを含めて、今回アイデンティティについて関心がある人が割と多かったような気がします。 さて、当事者にとっては、アイデンティティと呼ばれるものの学問的な位置づけを知りたいというよりは、自分からみても納得し、肯…

耐えきれない痛みという救い

手近なものを集めて、自分の安定を作って固まってしまう人間の自動的な自己疎外について話していました。 裸のミノムシの周りに綺麗な毛糸の細切れをおいておけば、ミノムシはその毛糸を使ってミノを作り、カラフルになります。ミノムシにとって、重要なのは…

「迷惑」が必要なのはなぜか 

人間は自分で自分を疎外していきます。そしてその疎外を自分だけで止めることはできないと思います。僕は昨年奥田知志さんを知って、人間観がようやくそこに落ち着きました。 人間は素晴らしい、とかとにかく全肯定の人間観は実は否定的なのです。なぜならそ…

変容の繭 学びとルーブ・ゴールドバーグ・マシン 

「自給」とか「DIY」というと閉じてこじんまり完結したサイクルに入りたいんだなとよく思われるようです。よく会話で持ちだされる「定年後の畑」みたいな、お金を稼いで安定が保証された後のささやかな解放と楽しみ、みたいな文脈で理解されるなあと思います…

三好春樹『関係障害論 老人を縛らないために』 

大阪のオムツ外し学会の時に買った三好春樹さんの『関係障害論』、年末年始の時間で読みました。 デイに来る必要がないくらい軽度の人に対して「何でこの人が来るのだろう?」と疑問をもっていた時、その人の家にいく機会があり、家族のその人への日々の態度…

異化と同化 生の更新と永遠の毒

身体教育研究所の角南和宏さんがジャンル難民のことをブログで触れてくださいました。 異化と同化について考えています。記憶とは異化されたものだということです。それが同化したとき、記憶は消える、と。 では、同化するとは一体何に同化しているのでしょ…

本の作成13 再開 はじめに

本を書くといって12までで止まっていました。 kurahate22.hatenablog.com どうまとめようと思っていたのですが、時間という考え方にたどり着いたので、そこに向かって書こうと思います。 秋に当事者研究交流集会関西大会の抄録に文章を掲載させてもらいま…

救いのありか

何を前提にして生を考えているか、というところで話しが食いちがってしまう。 ある人は、やがてくる「幸せ」のために生きている。「幸せ」が先にあるから、その実現を想像して高揚して日々を生きている。が、その「幸せ」は約束されたものではない。自分が想…

100個の時間 止まっている時間を動かすものとしての文化空間・サークル

鶴見俊輔「なぜサークルを研究するか」を読む。鶴見俊輔以後でサークルの研究を続けた人はいるのだろうか。いるかもしれないけれど見つけるのが大変そうだ。 サークルは、人を普段と別の時間の流れに連れていく。別の時間の流れにいるとき、想像もしない変化…

三つ積んでは消えていく 身体性の継承と賽の河原現象

鶴見俊輔のサークルの研究、フレイレの被抑圧者と抑圧者の内面性や対話による変化の分析、林竹二の実践。 既に明らかにされているようなことがまるで蓄積されておらず、もう既に分析されたことをまたゼロから考えてやるみたいなことになっているのはなぜだろ…

「成功」から「手ごたえ」へ 

辺野古の埋め立てに反対する署名、15万7千をこえています。沢山の人が思いをもっていることを知ることは、重要なことだと思いました。たとえ署名の結果に対するアメリカ政府の動きが弱いものであっても、多くの人が同じ思いを持っているということは実感…

痛みの見えない世界

傷ついた人、孤独な人、行き場のない人が親しい人を攻撃してしまう。 職業ではない、支援する人が行き場のない気持ちをぶつけられる時のどうしようもなさ。耐えきれず去っていく人たち。 と同時に、傷つけられることなしには壊れず、厚みを増していく自分の…

吉田寮 集会「踊らされるな、自分で踊れー大学の今とこれからを語る集いー」へ

吉田寮は京都大学にある築105年の古い寮。 matome.naver.jp 僕も12年前ぐらいに住んでいました。 1年前、去年の12月19日に、京都大学から寮生に対して、18年の9月末までに全員退去するようにという退去通告がなされました。大学は寮の老朽化に…

「理解」ではなく人権を 

これはずっと言っているけど…たとえば世界中で行われているPRIDEパレードは理解を求めるでは無く、存在を見せて人権と平等を訴えているのですよ。理解なんてしてもらわなくても問題ないのです。 — 畑野とまと (@hatakeno_tomato) December 15, 2018 去年、ヒ…

待っているわけにはいかない 野生の探究の必然

ジャンル難民ミーティング、1月20日の会は、実際にどのように探究をはじめられるのか、探究が進むのかしているかをインタビューしながら考えていこうと思っています。 実業家であり宗教者となった吉本伊信が浄土宗の身調べという修行を一般の人でもできるよ…

次回ジャンル難民MT イメージしている「正しさ」を外して 

ジャンル難民学会(仮)は、それぞれの人にとっての核心的な探究を活性化する媒体にできればと思っています。 次回は1月11日(金)19時と、1月20日(日)14時に、探究のすすめ方について当事者研究的に事例を発表しながら考えたいと思います。(この日はたま…

Book and cafe cocoaruへ

居場所型就労支援、カフェをされているcocoaruさんに行ってきました。野江駅周辺に行くのははじめてでした。場所は駅からすぐでわかりやすかったです。 cocoaru.npo-assort.com ちょっと前に使い切れないぐらい沢山毛糸をもらっていたのですが、cocoaruが毛…

「預金型教育」の理解 谷口洋幸さんの講座「多様な性のあり方と人権」へ

昨日は講座「多様な性のあり方と人権」へ。 講師は谷口洋幸(金沢大学国際基幹教育院准教授)さん。全く存じ上げなかった方でしたが、講義は、伝えたい内容、たどり着こうとする高さ(目標)に対して、バラツキも無駄もなく、理解するのに無理もないよう計算…

12/12 星の王子さま読書会

毎月第二水曜日の星の王子さま読書会。今回は6番目の星の地理学者の場面。 地理学者は、王子の質問に対して、大洋がどこにあるか、山がどこにあるかを知っているのが地理学者だといいますが、王子が彼の星に何があるかをたずねると「わからない」といいます…

時間のありよう 誰かの時間が動けば周りの時間も動く

www.nicovideo.jp 何度か取り上げていますが、仲が良かったおじいちゃんと死別した孫はその喪失を受け止めることができずにいます。おじいちゃんはルー大柴にそっくりで、孫はテレビでルー大柴を見るたびにおじいちゃんを思い出して悲しくなってしまいます。…

追記:時間を動かすこと

<追記:時間を動かすこと> 時間については、少し前までは「自律的なプロセス」などと表現していましたが、身体教育研究所の稽古で時間的移動と空間的移動という捉え方をもらい、あと境毅さんの著書『モモと考えるお金と時間』で時間とはいのちなのですと書…

時間を動かすとはどういうことか ジャンル難民学会ミーティングの二つ目の質問

先の金曜日にジャンル難民学会(仮)発足ミーティングを行いました。15名ほどが来てくれました。要請があれば別の場所でも行いますのでお声がけください。 ミーティングでは、2つの質問をしました。それぞれの人がどのような探究をしているのか。そしてそ…

探究を促進する環境とは

今日はジャンル難民学会(仮)発足ミーティングがあります。 先にも触れましたが、今回このタイミングでやれるとは思っていませんでしたが、やりましょう、というありがたいお声がけをいただき、やることになりました。 やると決まると、自分がいる状況の文…